輸入取引について

1. 直接輸入 と 間接輸入

従来、日本の卸売り会社などが輸入を行う 時には、商社などの貿易会社を経由して行ってまいりました。 これは「間接輸入」と呼ばれるもので、その卸売り会社は実際は日本の商社との「国内取引」を行っていることになります。

「直接輸入」とは、そのような中間業者を通さずに、その卸売り会社が直接海外の顧客に対して輸入取引を行うことを指します。

 
 

直接輸入には、簡単にまとめて、次のような特徴があります:-

   A. 中間業者を経由しないので、流通コストが軽減される。

   B. 直接、海外の顧客と接触を行うので、現地の情報を直接入手できる。

   C. 輸入取引のリスクを自社で管理しなければならない。

   D. 輸入の商談や手続を自社で行う必要がある。

大手の卸売り会社などでは、自社に貿易部を設けて積極的に直接輸入を展開しておりますが、ここで問題になる点は:−

   ・ 商社に匹敵する人材を如何に確保するか

   ・ 英語による商談、交渉、契約書などへは、どのように対処すべきか

   ・ 輸入手続、海外決済などのノウハウの習得

   ・ 海外の仕入れ先との 直接行なう 商談 や 交渉

輸入取引には、高い専門性が要求されますので、自社内に「商社に匹敵する」貿易部を設けることは、それほど容易なことではありません。
 

2. 専門的な業務とアウトソーシング

企業が日常の業務を行う上で、法律の問題、会計処理の問題など、高い専門性が要求される分野がありますが、それらには法律の専門家や会計の専門家を外部に求めて処理されているはずです。 最近ではアウトソーシングという言葉が使われていますが、この考え方は昔から日本の企業社会に定着しておりました。

こうした背景の元に、ジョブ 貿易事務所 が生まれました。 「貿易事務所」という名前のとおり、輸入だけではなく、輸出取引も取り扱っております。 貿易とは、輸入と輸出の両方の側面から立体的に見ることが出来て、初めて全体像が見えてくるものです。
 

3. パイオニアとしての実績と経験

「貿易事務所」という言葉は、未だ一般的に知られていないでしょうが、それはこの言葉が、昭和60年の ジョブ 貿易事務所 の創業時に作られた言葉だからです。 

昭和60年当時には、「貿易相談」や「貿易代行」という言葉が類似分野で主に使われていたようですが、いずれの名称も ジョブ 貿易事務所 の業務内容を包括することが出来なかったため、新しい名称を採用致しました。 新しいコンセプトを表現するには新しい言葉が必要になったという事です。 (一部の国の公的な通商窓口の名称として「貿易事務所」という言葉が使用されているようですが、それとは異なります。)

この新しいコンセプトの下で、広範囲にわたる商品分野において、多くの企業の輸入取引に貢献させて頂いております。

 

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